高周波温熱治療器『ライズトロン』とは


risetron01高周波エネルギーによる温熱治療はヨーロッパを中心にその研究・開発がおこなわれてきた歴史があります。
近年、電気メスやレーザーなどの技術開発と安全性に伴い高エネルギー治療分野が注目され、特にスポーツ医学の領域で高周波温熱治療法が取り入られています。
ライズトロンは従来の製品に比較して、人体の高周波エネルギー透過容量が大幅にアップしているので、深部組織への温熱効果が容易に得られます。
一方で、これまで問題となっていた皮膚表面でのホットスポット(皮膚への過剰発熱)はほとんど解消されました。
ライズトロンは対極板を使用しないプローブタイプなので、対極板使用による火傷などの合併症も生じません。この特殊なプローブは通電クリームなども必要なく(ランニングコストがかからない)、衣類の上から施術が可能であることも大きな特徴と言えます。


高周波温熱治療とは


risetron02ライズトロンは高周波領域である27.12MHzを使用していますので、プローブを当てた治療部位に理想的な温熱治療が施されます。
損傷部位に加熱がおこなわれることで、損傷組織内の細胞膜を刺激し、組織内のイオンの流れを正常化し、細胞電位お整える際にターゲット組織自体から発生するジュール熱により細胞の物質交換を促進し、組織の自然治癒力を向上させるといわれています。